広島安全施設業協同組合
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『こどもを守ろうプロジェクト』を実施
2019年06月15日
当組合の「こどもを守ろうプロジェクト委員会」では、次世代を担うこども達を「交通事故・犯罪・災害」など、災禍から守ることを拠り所に全国展開されている「こどもを守ろうプロジェクト事業」を、社会貢献事業の一環として全組合員が一致協力し、同プロジェクト事業を実施しています。
1.目的
当組合の活動理念は「こどもを守ろうプロジェクト」に吻合し、こども達を悲惨な交通事故や犯罪、災害などの災禍から守るため、小学校や周辺の通学路等に交通安全施設や、各種安全アイテムを組合員がボランティアで設置することにより、将来を担うこども達や、地域社会の安全・安心に寄与することを目的としています。
2.実施状況
1)事業内容
協力自治体
協力事業所 | ・広島県(砂防課・危機管理課)
・広島市(危機管理課・安佐南区役所・緑井小学校)
・コジマ緑井・緑井天満屋・フジグラン緑井・もみじ銀行緑井支店 |
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対象エリア | ・広島市立緑井小学校区内 (広島市安佐南区緑井地内) |
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施工場所 | ・広島市立緑井小学校正門・安佐南区役所佐東出張所
・緑井、緑井第一、緑井第七公園入口・緑井天満屋
・もみじ銀行緑井支店前・コジマ緑井店・フジグラン緑井 |
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施工業者 | ・広島交通安全施設業協同組合 |
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工事内容 | 「防災ハザードマップ標識」
・張付け固定型標識 1枚 ・支柱固定型標識 5基 ・移動型標識 3基 |
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3.総評
本年度の「こどもを守ろうプロジェクト事業」は、繰返す集中豪雨による危険な土砂災害の発生を危惧し、特に将来を担うこども達の安全や、地域防災力の向上を図るため、広島県、広島市、関係者の建設的な協力のもと、こども達に分かり易い形の「防災ハザードマップ標識」を作成し、「平成26年8.20土砂災害」の被災地でもある安佐南区の広島市立緑井小学校を始め、公園や銀行、大型商業施設駐車場等に張付け固定型や支柱固定型、移動型の各標識9基を、豪雨災害の多発する梅雨期前に、組合員や関係者の協力のもと無事設置する事が出来ました。
この度のプロジェクト事業により、土砂災害の危険性がこども達を始め、より多くの人々に周知理解され、災害に対する地域防災力の向上が図られることを期待しています。
緑井小学校設置風景 |
緑井公園設置風景 佐東出張所(復興工事事務所) |
緑井小学校正門前にて校長先生と 緑井天満屋贈呈 |
安佐南区役所区長より感謝状 緑井小学校に贈呈 |
「公園などに災害時の避難マップを設置」取材記事
―「交通安全施設組合」が寄贈―
交通安全施設工事の専門業者で組織された団体である「広島安全施設業協同組合(理事長・宮川裕正氏)」が、6月末に緑井小学校区内の災害時の避難場所などを記載したマップを寄贈されました。日ごろ、道路の標識や区画線の設置工事などに専門に携わっておられる企業の方々が、5年前、緑井地区で甚大な被害をもたらした土砂災害等を踏まえ、地区の防災に役立ててと小学校や地区内の公園など9か所に設置寄贈されたものです。
マップは耐久性の高いアルミ製で、緑井地区の「土砂災害危険個所」や洪水時の「想定浸水区域」「指定避難場所」災害から尊い命を守るためのルール、防災情報サイトの紹介などの情報がカラーで表示され分かりやすく載っています。ボードの制作から設置工事まで、組合の皆さんのノウハウを活用し、すべてボランティアで行われました。寄贈をとりまとめた代表の宮川さんは「日頃からお世話になっている地域の皆さんへの恩返しとして、自分たちの日ごろの技術が生かせることを組合としてさせていただきました。地域で防災意識の高揚に役立てていただければうれしい」と話しておられます。
(緑井小学校正門前に設置されたマップ)
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