広島安全施設業協同組合
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『防災路面標示シート設置』
2021年6月29日
当組合では、「子どもを守ろうプロジェクト事業」の一環として、危険な大雨シーズンを迎え、地域防災力向上を図り、掛け替えのない命を守る活動として、2014年8月20日の豪雨により発生した土砂災害により、77名もの死亡者を生じる大災害を受けた広島市安佐南区内の市立緑井小学校前の歩道上へ、同校児童代表4人により「洪水浸水想定区域」の「防災路面標示シート」を貼り付ける作業を行った。
近年、地球温暖化の影響等で何十年に1度の大雨が頻繁に降っています。現状4万8千カ所余りの土砂災害警戒区域を抱える広島県では、物理的にハード整備が追い付かない状況のなか、「今まで被害を受けていないのだから大丈夫!」「非難するのが面倒くさい!」「自宅の方が安全!」などと豪雨時にも避難をためらい被災した人も多くいます。今回の防災路面標示シート設置により、普段から防災に強い関心を持ち、大雨に備え「日頃から準備しとこうや!」「早めに避難せんと!」の心構えを地域の未来を担う子供たちが、将来に亘り「命を守る行動」の先頭に立ってくれることを期待しています。
今回張り付けたアルミ素材の標示シートは、縦60センチ、横40センチで、同校と周辺が「洪水浸水想定区域内」で「大雨の時ここが危険!」と強調し、洪水時など早期避難を促す標示となっている。
当組合では、6月29日までに、同小学校区内の通学路など26カ所に、場所に応じて「土砂災害警戒区域」と「洪水浸水想定区域」の2種類の「防災路面標示シート」をボランティア活動により設置した。
更に、6月30日には同組合の宮川理事長と丸岡福理事長が市立緑井小学校に出向き、全校生徒に向け「防災路面標示シート」の意義など、校内放送を通じて説明を行った。
児童による防災路面標示貼付け作業 関係者を前に児童代表挨拶 |
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