令和５年度「第３１回通常総会」の開催

2023年6月19日

　広島安全施設業協同組合（宮川裕正理事長）は６月１９日、令和５年度「第３１回通常総会」を広島市中区の「メルパルク広島」を会場に開催しました。
　総会には委任状５社を含む３３社による全組合員出席のもと開催され、始めに宮川理事長が挨拶に立ち、「近年、厳しい自然災害の多発する中、広島県の土砂災害等危険個所数は全国最多を抱え、危険度は異常に高い状況にある。災害から命を守るのはやはりインフラの整備であるが、長期にわたる公共事業削減により整備事態が追い付かないなか、既存の施設も劣化老朽化が進行している。公共事業が増えれば景気も良くなるはずで、これもコロナ禍の３年間が大きなブレーキをかけている。こうした厳しい状況の中で我々は会社の存続をかけて生きてきた。そこで何ができるのか、組合員が一致協力して全体的に方向性を決めていくことも重要だ。「Ｇ７広島サミット」開催で一時的に事業量は増加したが、長続きはしない。
　やはり本当のニーズは現場に転がっており、それを知り、知恵を絞って汗をかいていかないといけない」と述べ、組合員の積極的な活動を求めた。
　続いて宮川理事長を議長に議案審議に入り、上程された「第１号議案」から「第４号議」案まで、全議案について事務局原案通り承認された。
　事業計画では、新たに取り組んできた「子どもを守ろうプロジェクト事業」の一環として取組んでいる「安全・安心な街づくり高校生プロジェクト会議」（広島市立高校・中等学校８校の生徒代表による会議）で、人優先の安全・安心な道路交通の整備を施す「スクールゾーン」「ゾーン３０プラス」について、今後の活動計画等について報告した。
　続いて行われた懇親会には、会員４２名が出席、来賓の広島県中小企業団体中央会の畠山朋之氏から総会開催への祝辞を頂き、児玉顧問の乾杯の音頭で会は始まり、途中、高校生プロジェクト会議の活動状況を記録したビデオ上映なども行われ、各会員が久方ぶりの親睦を深め合った。